2017年秋冬着物(袷)の生地について – KIMONODE ITEMS 05

ネットでお買い物をする際、生地の質感や素材がわからず不安になる。
ネットで見た写真と実際の商品、手元に届いてから受ける印象がちがう。

こんな経験ありませんか?

着物は特に価格帯がカジュアルなものでも高額なものになり、そのためらいは大きくなりますよね。
鹿児島の実店舗にお越しいただければ商品をお見せできるのですが、ネット越しではそうもいきません。

KIMONODEの生地はその季節に一番合う生地を探し、商品化しています。
そのため、実物を見て、触った方からは、とても良い評価をいただいています。

そこで今回は、その理由と今回の新作秋冬着物の生地について詳しくご紹介いたします。

春夏と秋冬の生地の違いについて

KIMONODEの着物は、着る季節に適した生地を選定しています。
洋服に冬物・夏物があるように、着物にも最適なシーズン、素材があります。

  • 上質な着心地と質感(光沢)
  • 夏場は涼しく軽やかに過ごせること。
  • 冬場は防寒効果が高く、丈夫であること。

着物業界でよく使われている生地だからという理由で選ぶことはありません。
自分たちが納得できるまで選びぬいた自信を持ってオススメできる生地です。

仕立て方も変わってきます。
単衣(ひとえ)着物の場合は『居敷当て』という裏地がついています。
居敷当ては着物のヒップ部分に内側から当てる生地のことで、着物へのダメージや透け感を軽減します。

同じように袷(あわせ)着物には『胴裏と八掛』という裏地がつきます。
これらは着物生地の保護や保温効果を得るためについています。
八掛は裾さばきをよくするという理由もあります。
裾の動きに合わせて見える八掛は、着物と合わせたデザインにしました。
素敵な仕上がりになっていますよ。

2017年度秋冬袷着物のポリエステル生地の特徴

今回の秋冬用袷着物の生地もたくさんの生地の中からテストを重ね、選定しました。
そのシーズンに一番いい生地をお届けできるように、素材選びはこだわりを持っています。
今回の生地は下記4点の特徴があります。

1. 伸び縮みが少なく、着やすい

伸び縮みが少なく、しっかりとした生地質の布地です。
繊維密度が高いため、従来の織の生地と比べると突起物などでひっかけにくくなっています。
なめらかで上品な触り心地。着る時も着やすい生地です。

2. 繊維密度が高く、風を通しにくい

冬風を通しにくい厚さと繊維密度の特性を持った生地です。
これまでのKIMONODEのポリエステル生地と比較しても暖かく、冬でも安心して過ごせます。
実際に着てみましたが、ポリエステルの生地の中では保湿効果が高い生地だと感じました。

3. 上品な光沢

デザインが映える、適度な光沢感のある生地です。
光沢感がありすぎる着物はテカテカして軽い印象を与えます。
逆に光沢感がない着物はずっしりと重い印象を受けてしまいます。
今回の生地はちょうど良い質感で、高級感のある生地となっています。

4. お手入れしやすい

これまでのKIMONODEの着物と同じように、お手入れがしやすい生地です。
自分でお手入れできるので、気軽に着物生活を楽しめます。
KIMONODEの着物は『何度も着たい服』であるべきと、私たちは考えています。
そのためにはお手入れのしやすさは大事な部分です。
実際にスタッフからも乾きやすい、アイロンがけしやすいなどの声が上がりました。

お手入れの仕方

従来のポリエステル着物と同じように洗濯していただけます。

洗濯30℃以下の弱水流で洗濯
洗濯機のソフトコースや手洗いコースなどでお願いします。
漂白剤液体酵素系の漂白剤使用
*塩素系漂白剤は使用しないでください。
干し方日陰で吊り干ししてください。
脱水洗濯機のソフトコースや手洗いコースなどでお願いします。
アイロン80~140℃程度の低音〜中温で当て布を使用する。
スチームアイロンはお控えください。

まとめ

2017年秋冬の袷着物生地のご紹介は以上となります。
高価なお買い物だからこそ、その生地の特徴を少しでも知っていただきたいと考え、この記事を書きました。
この記事で少しでも皆様の不安を払拭できましたらうれしいです。